キャッシュフロー計算書は、会社の現金預金の流れを表すものです。
経営者は、このキャッシュフロー計算書をしっかりと確認しなければなりません。
なぜかというと、会社経営の一番重要である「資金繰りの状況」がわかるからです。
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営業キャッシュフロー
本業でのキャッシュの増減がわかります。
金額が大きければ大きいほど良いでしょう。
それと、営業キャッシュフロー内の売上債権・棚卸資産の増減にも気を付けましょう。
売掛金の回収や在庫の管理などの見直しも必要です。
投資キャッシュフロー
設備投資などのキャッシュの増減がわかります。
設備投資額が営業キャッシュフローより少ないことが理想です。
フリーキャッシュフロー
営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを足した金額です。
フリーキャッシュフローは、その名の通り自由に使える手許キャッシュです。
キャッシュフロー計算書で一番重要な項目です。
金額が大きければ大きいほど良いです。
財務キャッシュフロー
配当金の支払や借入金の返済などの増減がわかります。
借入金の返済が多くなりすぎていないか確認しましょう。
会社が良い状態なのは?
本業で稼いだキャッシュを投資して借入金を返済する。
この場合は、営業キャッシュフローがプラス、投資キャッシュフローがマイナス、財務キャッシュフローがマイナスになります。
この状態が理想的ですね。
まとめ
資金繰りに詰まったら、キャッシュフロー計算書を確認してみましょう。
思わぬところで会社の欠点がわかるかもしれません。