フランスのブルゴーニュワインの格付けは、どのように行われているのか。
確認していきましょう。
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畑ごとに格付けする
ブルゴーニュの特徴は、ブドウ畑ごとに格付けすることです。
畑のことを「クリマ」と言います。
テロワール(土壌)の個性がワインの味に直結することから、このような格付けになったそうです。
クリマごとに異なる呼び方
「AOC」という言葉があります。
「AOC」とは、「アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ」を略したもので、「原産地呼称統制」という意味です。
各産地の法律によってワインの品質を維持し、各産地のワイン造りと個性を守っています。
格付けは、クリマごとに異なる「AOC」で呼ばれています。
グラン・クリュ(特級)
ブルゴーニュで最も格が高いのが「グラン・クリュ (特級)」です。
最高峰のブドウ畑のクリマです。
ラベルには、その「クリマ名」のみで表示します。
例えば、シャンベルタン、ロマネ・コンティ、モンラッシェなどのクリマ名が表示され、グラン・クリュという格付けが記されることもあります。
プルミエ・クリュ(第1級)
「プルミエ・クリュ(第1級)」は、村の中でも一級のクリマに格付けされたブドウ畑のことです。
ラベルには、その村の名前を表記し、その下に小さく「プルミエ・クリュ」と付けるか、「クリマ名」を付けます。
村名AOC
上記の二つには所属しない良質なワインです。
同じ村のクリマでとれたブドウを使ってつくるワイン。
同じ村の範囲であればブレンドしてもいいが、他の村との混合は許されません。
地域名AOC
上記の三つを除く広範囲を指します。
ブルゴーニュ全域を指す場合と特定の地域に限定したものがあります。
まとめ
ブルゴーニュワインも様々な種類があります。
ブルゴーニュワインの格付けを知れば、より一層楽しくワインを飲めるような気がします。
(たぶん私だけでしょうか。。笑)